
2025年5月10日
【著者】安条序那
【あらすじ】
斎宮椥辻には、血の繋がらない姉がいる。高校二年生、十六歳の波羅場囀子。
異常な家庭環境から逃げてきた彼女を匿って早一年。
穏やかな日常は突然壊れた。
異常な発熱と手首に出来た大きな瘤。体内を這い回り、蠢く影。
彼女を救うため、椥辻は勤めている探偵事務所へ向かう。そこには、彼がいるからだ。
全ての異常と常識の狭間、現実と夢幻の間に棲まう異常識――。
黎海山新石という、異常なる、探偵がいるからだ。
【販売】
文学フリマ(東京39、東京40)