
2025年5月10日
【著者】安条序那
【あらすじ】
秋がかった京都の空に、常ならざる船が浮かぶ。
囀子の通う紫明路高校には、奇妙な事件が起こっていた。
『空に浮かぶ船を見た生徒が昏睡して目覚めない』
常識、或いは異常識ですら有り得ないその事象に、黎海山は第三の男を繰り出す。
『異常なる神殺し』間天牛。
紫明路高校二年生の天牛は、生徒会の大戸延母仁と共に空と船を巣食う神の闇に迫る。
神に相対するは異常識――二つの影が秋空に交わる時、短い永遠が壊れ始める。
【販売】
文学フリマ(東京40)